伊良湖水道周辺のジギング。
メインベイトは、コウナゴとカタクチイワシ。いずれも小型である。それらを模した細身のジグの強さは周知の事実。
開発コンセプトは3点。
1.後方重心
2.細身のシルエット
3.明確で小さく強い振動
一見、相反する要素を具現化した【TERRIER】。
細いシルエットは弱々しさを表現。
前後の厚みのギャップが強い振動を生み出し、曲線を用いた6面がその強振動を小刻みにする。
後方重心の波動は、遊泳力の弱いベイトが身を捩らせ逃げ惑う姿を再現。
水流の【受け】と【逃がし】を追究した形状は、副産物としてベイトフィッシュライクなフラッシング効果をも得た。
4:6の後方重心で、フリーフォールの際に抵抗の少ない形状は、素早くボトムに到達する。
2010夏のテストでは他船が喰い渋る中、圧倒的な真鯛のバイト数を得る事に成功。
2011春には、鰤・ワラサを連発。小型ベイトリールの使用を前提に開発したが、スピニングタックル(PE3号・リーダー40lb)での使用感・釣果は、製作者の想像を遥かに越えた。
伊良湖の基本である緩いワンピッチ、ただ巻き、速巻き、速巻き→ストップ、速巻き→ワンピッチ等、考え得る全てのジャークに対応。
『魚の好む波動』を追究するBREED渾身の逸品。
小型の狩猟犬【TERRIER】、圧倒的な釣果のために。